Difference between revisions of "MatVoc:About"

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* 谷藤 幹子, 松田 朝彦, 長尾 浩子, Daniel Nations, 内藤 裕幸, 石井 真史, 吉川 英樹. 「語彙でつなげる研究データ:材料語彙MatVocの事例紹介」 SPring-8データワークショップ 第2回「SPring-8データセンター構想とMDXプロジェクトとの連携」 (2022) https://doi.org/10.48505/nims.3279
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* 谷藤 幹子, 松田 朝彦, 長尾 浩子, Daniel Nations, 内藤 裕幸, 石井 真史, 吉川 英樹. 「語彙でつなげる研究データ:材料語彙MatVocの事例紹介」『材料データプラットフォームDICE2.0 - データ創出−蓄積−利用−連携の基盤』 SPring-8データワークショップ 第2回「SPring-8データセンター構想とMDXプロジェクトとの連携」 (2022) https://doi.org/10.48505/nims.3279
 
* 松田 朝彦, 内藤 裕幸, 門平 卓也. 「材料データプラットフォームのための協働型材料語彙システム展開」 電子情報通信学会 サービスコンピューティング研究会 (2020) https://ken.ieice.org/ken/paper/20201113LC0L/
 
* 松田 朝彦, 内藤 裕幸, 門平 卓也. 「材料データプラットフォームのための協働型材料語彙システム展開」 電子情報通信学会 サービスコンピューティング研究会 (2020) https://ken.ieice.org/ken/paper/20201113LC0L/
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Revision as of 07:31, 17 January 2023

MatVoc は、NIMS材料データプラットフォームセンターが蓄積している材料語彙情報の閲覧サービスです。

語彙情報とは

材料研究においては、それが何の材料に関するものか、どういう手法により得られたデータか、などの情報を記録することが重要です。ここで用いる用語は、実質的に同じものを指していても慣例で異なる表現があったり、略称や短縮形が用いられることが一般的です。また用語同士に様々な関係性を見いだすことができたり、規格などの外部情報源での定義を参照することが有意義な場合もあります。

このような語彙情報を管理することは材料データを取り扱う上で非常に重要であると考えられ、材料データプラットフォームセンターでは MatVoc という名前で材料語彙情報を整理しています。

語彙管理のメリット

  • 材料用語の日英表記、別名、類義語、関連データを一元的にまとめられます。
  • 共同研究やデータ連携がスムーズになります。
    • 実は同じ材料を別のテーマで進めていた、関連の材料や関連の計算法のデータが公開されている、などの情報を一つに結びつける鍵になります。
    • 一見して無関係なデータをつなぎ、横断的な解析を行うための関連付けができます。
  • 様々な上位語を作り、知識を整理できます。上位概念を介することで、兄弟の語彙、親戚の語彙、それらに紐づく研究を見つけられます。研究の展開、新発見をアシストします。

MatVocの構造

MatVoc では、保持している語彙をいくつかの「辞書」に分け、階層的に整理しています。(より狭義の項目から広義の項目に向けて “has broader” というリンクを張っています。)各辞書には様々な語彙項目が登録されています。各項目には Q123 のような形の通し番号 (QID) が付与され、以下のような情報を持ちます:

  • 日・英ラベル(名称)
  • 日・英による説明
  • 日・英それぞれの別名リスト
  • 他の項目との階層構造など、関係性リンク

MatVoc Explorer (語彙閲覧サービス)

MatVoc Explorer では、辞書別に階層構造に基づいてMatVocに登録された語彙を一覧表示できます。また、語彙ラベルで検索することができます。検索結果には語彙のQIDと各種情報が表示されます。

参考文献

  • 谷藤 幹子, 松田 朝彦, 長尾 浩子, Daniel Nations, 内藤 裕幸, 石井 真史, 吉川 英樹. 「語彙でつなげる研究データ:材料語彙MatVocの事例紹介」『材料データプラットフォームDICE2.0 - データ創出−蓄積−利用−連携の基盤』 SPring-8データワークショップ 第2回「SPring-8データセンター構想とMDXプロジェクトとの連携」 (2022) https://doi.org/10.48505/nims.3279
  • 松田 朝彦, 内藤 裕幸, 門平 卓也. 「材料データプラットフォームのための協働型材料語彙システム展開」 電子情報通信学会 サービスコンピューティング研究会 (2020) https://ken.ieice.org/ken/paper/20201113LC0L/

お問い合わせ

https://dice.nims.go.jp/contact/form.html のフォームからお願いします。